今回の最高裁判所裁判官国民審査において対象となる池上政幸氏は、左翼が多数を占めるとされる法制審議会にかつて関与していたことが判断材料となりうるか?

前回の記事で予告していたとおり、池上政幸氏に関する考察が主題です。池上氏については、今回の国民審査の対象となる判事でありながら、そもそも着任したばかり(今年の10月2日!)でもあって、少なくとも判例を頼りに判断するのは不可能です。そういった事情もあって、ネット上の数多くある考察においても判断を「保…