台湾のギフテッド教育(英文の要約)
イギリスのソーシャルメディア「GIFTED PHOENIX」の台湾に関する様々な情報を集めた記事、https://giftedphoenix.wordpress.com/2013/02/17/gifted-education-in-taiwan-part-one/、https://giftedphoenix.wordpress.com/2013/02/17/gifted-education-in-taiwan-part-two/ の2部作の要約。
・特徴
理数系から先行していったが、蓋を開けてみればタレンテッドのほうが多かったという実態がある
・歴史
1960年代にスタート。約20年後の1982年に高等教育に拡張。ただし、数学と科学のみ。翌年、小学校の生徒が飛び級できるようになり、初年度に40人が中学に入学。
・タレンテッドの台頭
1973年から、タレンテッドへのサポートは私立からの継続的なアプローチを受けて徐々に拡大。80年代までに、タレンテッドの高校入学に関しては、入学試験をパスされるようになる
・統計
1981~97年の増加数を見ると、ギフテッドよりタレンテッドのほうが数が多くなっている。1991~97年の男女間のバランスは女性のほうが多い。ギフテッドのクラスと学生の数は、2001~5年で約3倍以上に跳ね上がっている(2001年→50、1731。2005年→186、5450)。2008年では合計44970人が対象となっている
・補足
2005年以降の論文で、立法を強化せよというものもある。また、ギフテッド教育を管轄する省と別の省が独自の統計をとっている