春恋ねむ。の不定期ショコラβ(仮)

書庫をもじったものです。ステーキショコラにしようか迷いましたが、特に深い意味はありません。幽霊みたいな人が気まぐれで色々考えるブログ的なものがコンセプト。しばらくは暫定として、不定期ショコラSNS.β(仮)という記事に短文形式で書き込んでいく、アップデートしていく的な感じでやっていく予定でござるん。

ベルジャーエフにチェスタトン、チャーチルだけじゃない、『もしドラ』のドラッカーの本当の偉大さ

※一応、過去記事です。

http://kenpoukaisei.jugem.jp/?eid=290 という興味深い記事を読んだ経緯があって、「えっ?よくは知らないけど、萌えキャラ等で一時期それなりのブームになってたドラッカーって英米保守主義思想と関係あるのね」と驚きに満ち溢れた新鮮さからの反動で、海外サイトを調べたら、いろいろすごい事実が判明しましたとさ。

価値や偉大さは分かる方には分かるでしょうが、手っ取り早く人物名だけ挙げていくと、日本でもそれ相応に関係が知られてるエドマンド・バークウィンストン・チャーチルを始め(アレグザンダー・ハミルトンもそうかな?)、ニコライ・ベルジャーエフやG. K.チェスタトン、さらにはアレクシ・ド・トクヴィルとも思想的つながりがあるようで。やべえよやべえよ…。

現時点で掴んでるのはこんな感じだけど、一体どこまで広がるんだろう?

これもうわかんねぇな。

ともかく、ベルジャーエフチェスタトンチャーチル三者についての言及があった、情報量の多さでは随一の、The Imaginative Conservativeっていうサイトの記事から引用。(http://www.theimaginativeconservative.org/2016/03/timeless-essays-the-most-interesting-business-man-in-the-world-peter-drucker.html )

Indeed, the Nazi regime ordered that a pamphlet he had written be banned and destroyed.

実際に、ナチスドイツは、彼が書いたパンフレット(=The End of Economic Man)を発禁処分や焚書とした。

Drucker identified a number of Christians around that time who were searching for a way to provide a new basis for society, including Nicolai Berdiadiev (Berdyaev), G. K. Chesterton, Karl Barth, and Oswald von Nell-Breuning.

ドラッカーは、その当時、共同体の新たな基礎を提供する方法を模索していた幾人かのクリスチャン、ニコライ・ベルジャーエフ、G. K.チェスタトンらを特定した。

Madison, Jefferson, Burke, and Hamilton saw that there should be a separation of government in the political sphere from social rule.

 マディソン、ジェファーソン、バークそしてハミルトンらは、社会的規範からの政界における政府の分離をすべきと見出した。

正直言って、英語力はヘボヘボなほうなんで、訳としては不適かもしれないけど、大きくは間違っていないはず...。最後の引用は司法に関する言及はないから、おそらく立法府と行政府の分離のことを指しているのかなとも思いますが。とりあえず、Google翻訳頼みで気になったところだけ訳してみた。

ドラッカーについては、他に彼は何故一冊程度しか保守思想の書籍を書かなかったのかというテーマがありますが、それは後日に改めます。とても意味があることだと思いますよ